飛行機が揺れても「安心」できる声かけ

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 私が初めて飛行機に乗ったのは、高校の長崎への修学旅行でした。長崎は父の実家でもあるので、小学生のころに2回ほど行ったことはありますが、ブルートレインで帰りました。当時は鉄道が好きだったこともありますが、それ以上に飛行機が大嫌いでした。高所恐怖症だったので。

 高校では修学旅行の行き先を選択できたのですが、なぜか長崎を選び飛行機に乗ることになってしまいました。なんでそうしたかはまったく記憶に残っていませんが、修学旅行の日が近づくにつれて後悔の念が強まったのは今も覚えています。とはいえ、その日はやってきて、飛行機の乗ることになってしまいました。

 チケットの席が窓際で、友達に通路側と変わってもらったのを覚えています。窓から外を見るのなんて、たまったもんじゃないので。

 ”どどどどどどっ!”と初めて聞いた離陸のときの音。今でも覚えています。そのあと、ふわっとした感覚とともに左右に揺れながら飛んでいきました。そのときに、CAさん、当時はまだスチュワーデスという呼称だったと思いますが、「飛行機は、揺れましても安全に影響はないのでご安心ください。」というアナウンスがありました。たった一言ですが、ものすごく安心したのを覚えています。

 コンサルティングの仕事に就いて、飛行機で往復することも増えました。大阪等、飛行機でも新幹線でも差がない場所では、できるだけ新幹線を使っていた時期もありました。ただ、40代になると、ずっと座っている新幹線は結構つらくなってきたので、飛行機主体に切り替えるようにしました。

 この年になっても、飛行機はあまり得意ではないので、グラッと揺れが来ると「ヒャッ」と心で叫んでしまうところがありますが、機長かCAが「飛行機は、揺れましても安全に影響はないのでご安心ください。」とアナウンスしてくれると不思議と安心するものです。

 なぜか、同じような揺れでもアナウンスをする人もいれば、しない人もいるので、マニュアルではないんでしょうかね?

 なんしても、揺れても大丈夫とはわかっていても、怖いものは怖い人にとって、こういう声かけは本当に意味を持つので、揺れても揺れなくても、アナウンスをお願いしたいです(笑)

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