優秀なコーチ=優秀な選手?

この記事は、作成日から12年経過しています。内容が古い可能性があります。またこの記事は、大幅なデザイン変更前に書かれたものですので、レイアウトが崩れている可能性があります。ご了承ください。

 最近スポーツの世界では当たり前になっている考え方として、

「優秀な選手が必ずしも優秀なコーチ・監督ではない」

というものがあります。言い換えると、

  • 優秀な選手は、下手なコーチ・監督の可能性もある。
  • 優秀なコーチ・監督は必ずしも優秀な選手ではない。
  • 下手なコーチ・監督が優秀な選手の可能性もある。

ということになります。これはいろいろな世界に応用できる考え方です。たとえば、

  1. 選手=父親・母親、コーチ=保育士
  2. 選手=学生、コーチ=教師
  3. 選手=実務担当者、コーチ=マネージャー(管理職)
  4. 選手=経営者、コーチ=経営コンサルタント

とおきかえると、納得がいきます(突っ込みどころはありますが(^^;)。特に3の部分では、日本企業も最近でこそ、変わって来ましたが、いまだに人事制度・給与制度として優秀な選手が優秀なコーチになるという前提に基づいて作られている部分があります。

 どちらの立場においても「優秀」と評価される方は、精神力の強さに比例しています。これはいうまでもありませんが、さらに、

  • 能力が選手として開花する人は、自分に強く向き合える力
  • 能力がコーチとして開花する人は、理想を描き、理想へのプロセスを指導できる力

があるように思います。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次