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最近スポーツの世界では当たり前になっている考え方として、
「優秀な選手が必ずしも優秀なコーチ・監督ではない」
というものがあります。言い換えると、
- 優秀な選手は、下手なコーチ・監督の可能性もある。
- 優秀なコーチ・監督は必ずしも優秀な選手ではない。
- 下手なコーチ・監督が優秀な選手の可能性もある。
ということになります。これはいろいろな世界に応用できる考え方です。たとえば、
- 選手=父親・母親、コーチ=保育士
- 選手=学生、コーチ=教師
- 選手=実務担当者、コーチ=マネージャー(管理職)
- 選手=経営者、コーチ=経営コンサルタント
とおきかえると、納得がいきます(突っ込みどころはありますが(^^;)。特に3の部分では、日本企業も最近でこそ、変わって来ましたが、いまだに人事制度・給与制度として優秀な選手が優秀なコーチになるという前提に基づいて作られている部分があります。
どちらの立場においても「優秀」と評価される方は、精神力の強さに比例しています。これはいうまでもありませんが、さらに、
- 能力が選手として開花する人は、自分に強く向き合える力
- 能力がコーチとして開花する人は、理想を描き、理想へのプロセスを指導できる力
があるように思います。
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