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風土改革の中心メンバーのための心得:批判的な意見の背景を考える
風土改革で、色々と意見を吸い上げた上で、改革方針を明確にして、ワーキンググループやタスクフォースを作って進めても、批判的な意見で、気持ちが萎えてしまう経験ありませんか?風土改革に中心的に関わったメンバーであれば、誰もが経験したことがあ... -
父が創業した宅配専門弁当店を畳んで4年が経ちました
父が脱サラして宅配弁当屋を始めたのは、バブルまっ只中の昭和62年。父から聞いた話では、いわゆる出前はあっても、弁当を宅配するというビジネスはまだまだ算入する余地があったそうで、実際、自分が小学生のころは、かなりゆとりのある生活をしていた... -
エンゲージメント調査は「組織を守る」ことにつながる
エンゲージメント調査というと、社員の満足度を測ることを主目的であるという誤解が、まだまだあると思っています。もともとES調査・従業員満足度調査という表現が主流だった時代は、決して誤解ではなかったのですが、エンゲージメントという概念のもと... -
改革方針は正しくても手段が間違っている ~ 社長の見る絵姿と社員の見る課題感は違う ~
今度、業績を伸ばすために、○○の改革を進める。これをやれば、絶対に間違いない! いやぁ、社長のおっしゃるとおり!うまくいかないわけがありません! んなわけないでしょうよ…ぜんぜん、現場のことわかってないな、うちの社長は。かといって、そんなこと... -
エンゲージメント調査本を出版して1ヵ月が立ちました
エンゲージメント調査の本(『人的資本経営を実現する「エンゲージメント調査」のつくり方・活かし方』)を出版して一ヶ月が経ちました。おかげさまで、専門書の割にはまずまず売れているようなので、安堵しています。 先月は、西日本を4泊5日で巡り、... -
データを鵜呑みにする怖さ:多面的思考の重要性
「それ、データはあるの?」「それ、ソースは?」 職場でもこのような会話が展開される場面は増えているのではないでしょうか。なのに、なぜか、そのソースやデータが提示されると、その出典や分析方法には着目せず、客観的に示されたデータとして鵜呑... -
組織風土改革はバタフライ効果がある
組織の風土を変えるというと、大規模な改革や劇的な変化を求めがちです。実際に組織風土改革を進めていく過程で、「あいさつ運動」「ありがとうカード」など、よく耳にするような細かい活動を提案すると、「そんなことをやっても無駄でしょう…」という空... -
パワハラと認められなかった例を知っておこう
なにがパワハラになるんだろう…これなら、部下と極力しゃべらないほうがいいですよね… 数年目からよく耳にする話題ではありますが、 今でも飲み会の席で話題になるもののひとつです。 一方で、あまりに指摘をうけない、失敗しても叱られない(指導... -
組織風土は“迅速”に改革できるものなのか
冨山さん、色々な事例をお持ちでしょう?当社の場合、どれくらいで活力ある風土にできますか?みんな元気はないし、ミスは多いし…とにかく、急いで改善したいんです。 これは、風土改革を依頼いただくときにいただく質問のひとつです。だいたい業績に関... -
たまに思う「あのとき、もし…」
現在執筆中で、かなりテンパっておりまして、現実逃避がてらブログを。夜は感傷的になりがちだと言いますが、夜仕事をしていて、フッと気を抜いたとき、たまに思うことがあります。 あのとき、○○だったら… だいたい私の場合は、受験に関することなん...
冨山陽平のブログ
日常の業務を通じて知り得たこと、感じたことを書いています。