ネットがやたら詰まる、電話にノイズが入りがち、テレビの切り替えが遅いという現象が秋口から出始め、年明けからネットが本格的に不安定になってきました。契約が光コラボなので、契約しているプロバイダに連絡して、NTTに取り次いでもらい、交換になりました。ネット上に参考記事がなかったことと(あまり真剣に探していない)、交換部材に同封されていた交換マニュアルどおりに作業をすると少し不安になる可能性もあるので、交換手順も含めて、画像抜きで簡単に記録しておきたいと思います。ちなみに、東京都渋谷区です。地域によって異なるかもしれないので、参考まで。NTT東日本管内であれば同じだと思いますが…
初日(夕方):プロバイダにチャットで連絡
- ネットがやたら詰まる、電話にノイズが入りがち、テレビの切り替えが遅いという症状を伝える。
- ひかり電話ルータのランプの状況を確認するように言われる(ランプは正常動作)
- 11年利用していることも踏まえて、故障の可能性ありという形で、NTTに取次。早ければ本日、遅くとも明日の午前中には連絡があると思うとのこと。
- ちなみに、古いという理由だけでは交換してくれないのは有名な話しなのでお気をつけください。そもそも、古くても安定動作をしているなら強いて交換する部材ではないので、気になることがなければ交換しない方がよいです。
2日目(午前):NTTから連絡あり
- 現在、[映像出力]ランプが赤になっていると思いますけど、テレビ映っていますか?と確認あり。
- テレビは映っている。赤であっても映ることもあるらしい。
- 赤ランプが付いているのであれば交換になるが、訪問と送付どちらがよいか?(「送付」と回答)
- 送付の場合注意点として以下の3つ。
- 7時~21時に作業すること。
- 一度交換すると元の端末には戻せないので注意すること。
- 概ね一週間以内に旧端末は返送すること。
3日目(午後):NTTに作業内容の確認
- 交換部材(PR-600MI)が着荷したので、交換マニュアルをみる。
- マニュアルを読んでいたら、ただ交換すれば良いように読めたが、前日の口頭説明についてが一切書かれていなかったので、念のため電話で再確認。前日に電話があった光サポートセンターに着信履歴から折り返しで連絡。
- 電話をもっているか、持っていないかを聞かれる。持っているとすると、折り返し。持っていないとすると、そのままオペレーター待機らしい。折り返しは、1時間ほどで掛かってきた。
- 以下が確認内容。
- 7時~21時に作業する理由は、その時間帯であれば端末交換(MACアドレスの変更)を30分おきの自動巡回で自動認識するから。
- 端末交換を認識しないと、新しい端末の設定はできない。認識すると[認証]というボタンに緑ランプがつく。
- この時間帯以外に実施した場合は、原則翌朝7時まで待ってもらうことになる。
- もし、7時から21時の間に実施して30分経過しても認証にランプがつかないときは、光サポートセンターに連絡すると、手動で変更作業を実施する。
- ひかり電話ルータにぶら下がっている機材は、作業中は外し、原則として[認証]ランプと[ひかり電話]ランプが付くまで外しておいたほうが無難。また、設定等の作業もこの2つのランプが付いてからの方が良い。
3日目(夜):PR-400MIの設定バックアップ
- [メンテナンス]⇒[設定値の保存&復元]からconfigのバックアップをとる
- バックアップがうまく戻せなかったときのために、すべての画面の画像キャプチャをとっておく。
4日目(朝7時作業開始、8時30分作業終了):交換作業
- 旧部材(PR-400MI)が接続されている状況をすべて写真をとっておく。ケーブルはできればシール等で印をつけて、どのケーブルがどこにささっていたかわかるようにしておく。特に電話回線は間違って挿すと、違うところに掛かるので要注意。
- ひかり電話ルータの下にぶらさがっている、WiFiルータなどのネットワーク系の機器の電源はすべて落とす。私は上流から落としていきます。
- 旧部材の電源を落とす(電源を抜く)。すべてのケーブル(LAN、電話回線、映像同軸ケーブル)を抜き、マニュアルに沿って光ファイバーケーブルを抜く。
- 新部材の光ファイバーケーブルを接続し、電源ケーブルを繋ぐ。この時点で、[電源]と[光回線]というところに緑ランプが付きます。[認証]にランプが付かなければ使えないので、[認証]にランプが付くまで待機。
- 15分ほどしたら巡回が回ってきたようで[認証]にランプが付く。その後、[ひかり電話]というランプが光る。
- [認証]ランプ、[ひかり電話]ランプがついたので、LANケーブルでPCを繋ぎ、設定を流し込む。configから復元してもよかったのだが、気分的にキレイに使いたかったので、画面キャプチャを参考に手作業で入力。
- テレビの同軸ケーブルを繋ぎ、テレビが映ることを確認。レスポンスがよくなった。
- 電話回線を繋ぐ。発信・着信をすべての電話で確認、問題なし。
- LANケーブルを繋ぎ、ひかり電話ルータの下にぶら下がっているネットワーク系機器すべてに電源を入れる。私は上流から入れていきます。正常動作を確認して作業完了。
- 情報分電盤内の作業なので、ケーブルの取り回しなどでちょっと手間取ったりしたので、ここまで1時間半くらいかかりました。
こんな感じでした。7年くらいで壊れる方もいると聞くので、11年はだいぶもったほうだなとは思います。まだ完全に故障してはいませんでしたが。
正直、故障と明言できるような状況ではなかったので交換してもらうためには結構説明が必要だろうと思っていたのですが、タイミング良く?[映像出力]ランプが赤だったこともスムーズだった理由かもしれません。完全に不通になるまで交換してくれないとも聞いていたので、完全故障になる前で本当によかったです。
一方、送付してもらって自分で交換するには、同封されている交換マニュアルがやや不親切かなとは感じました。もちろん、センターに聞けばきちんと教えていただけるので安心です。ただ、あまり詳しくない方は、出張交換にしてもらった方が良いと思います(原則無料のはずです)。
とにかく一連の流れが迅速かつ丁寧で助かりました。
えっ、なんで自分で交換する方を選んだかって?それは、ネットワーク構成が複雑であまり他人に見られたくないのと、ひかり電話ルータ内の設定も色々と細かいので、自分でやった方が確実と思ったからです…?
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