6ヶ月間の育児を振り返って

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 プライベートな話ですが、2月に子どもが生まれてから、息子の世話や成長を見守っていることが楽しくて仕方ありません。自分の備忘録も兼ねて半年の育児生活を振り返ってみようと思います。ちなみに、名前は陽一といいます。ミスター味っ子の味吉陽一からもらいました。

 そもそも、子どもが生まれる前は、もともと自分の精神年齢が低いからか子どもが苦手でしたし(ただ、不思議と好かれますが)、そんなに興味をもつとは思っていませんでした。ただ、病院で生まれた陽一を抱っこして、本能がなせる技なのか、ガラッと考え方は変わりました。退院後一ヶ月は妻が実家に帰ることになっていたのですが、それの撤回もしてほしかったくらいですが、義理の両親が相当に楽しみにしていたので、それはさすがにできませんでした。そして、病院での一ヶ月検診と同時に帰宅し、それから私の育児生活は始まりました。最初の一ヶ月が本当に大変なようなので、妻は、いろいろと言いたいことがあるようですが(笑)

 楽しいことを振り返ってみると、いろいろあります。

  • おもちゃで一緒に遊ぶ ー 日々興味を示すおもちゃが変わったり、遊び方を一生懸命考えていたりする姿は見ていて飽きません
  • お風呂に入れる ー 4ヶ月を過ぎたあたりから寝返りが激しくなってきたのですが、それと同時にお風呂でもおとなしくしていてくれなくなってきました。たまに、顔を洗っているときに、思い切って首を振られて、石鹸が目に入っちゃったなんてこともあります(ベビー石鹸だから大丈夫ですけど)。
  • おむつを交換する ー 慣れれば案外楽しいもんです。今はうつ伏せになりたがるので、オムツ替えも格闘です。おもちゃで気を紛らわせてサッと替えるという感じでしょうか。

 当然つらいこともあります。

  • 泣き叫んでしまってどうにもならない ー 最近はコツが分かってきたので、泣き止んでくれるのですが、最初のころは何をやってもダメでイライラしました。ボクが、大きな声をだしたこともあります。いけないと分かっていても、どうしようもないときもあります。
  • 授乳という武器を使えない ー これが一番痛いですね。赤ちゃん自身もパニックになったときは自分自身でも何がしたいのかわからないわけです。そういうときは、まず落ち着かせないといけないのですが、ダッコもおんぶもダメとなるとおっぱいしかないのです。おっぱいであれば、飲む飲まないにかかわらず、くわえているだけで落ち着くみたいです。

 妻がやっていることを真似したり、自分なりに試行錯誤しています。われわれ夫婦の場合、自分がされてイヤなことはできるだけしないようにしています。たとえば、離乳食もできるだけ既製のものは使わないようにしていますし、自分が食べたくないなぁと思うものは食べさせていません(ミルクは飲みたくないけど、これは仕方ない(笑))。また、育児本や雑誌に書いていることにはあまり沿っていません。体験談は、活きた経験なので結構参考になります。ただ、病院の先生や保育士さんが書いているべき論はほとんど参考になっていません。ごもっともと思いながら、うちの子には当てはまらないと思ったり、時代によって言うことが違いすぎて説得力に欠けると思ったり、そんなに道具ばかり揃えるカネはないと思うことが多いのです。これは、役所主催の育児アドバイスみたいなもの(検診とセットなので半ば強制的に聞かされますが)も同じです。体験談はとても役立つのですが、べき論は自分の子供に当てはまらないことも多く、役立つと思ったことはありません。子どもは千差万別ですし、時代が変われば子育てに対する考え方もどんどん変わっていくので(進化するという意味ではありません)、一般論にすべてしたがう必要はないと思うのです。子供にとって自分たちが一番よいと思うことを一生懸命考えて、自信をもってすることは、そんなに間違っているとは思いません。運転と同じです。教習所で習ったことをそのまま公道でやっていたらクラクションの応酬です。

 いずれにしても、うちの子に限らず赤ちゃんと接することが楽しくて、たまらない今日この頃です。

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