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比較的よく見ていただいていて、評判のよかったタイトルだったので、違う視点から書きたいと思います。前回は、ITコンサルタントの姿勢について書かせていただきました。今回は、ITコンサルタントの種類について書かせていただきたいと思います。種類といっても、何か一意に定まった定義があるわけではありません。ここでは、「ITに関わる諸問題について、解決する役割を担う者」くらいにしておきます。その上で、私は、以下のように分類しています。
- 要求重視型:お客さまの抱える課題やニーズを言葉ではなく、本質から探り当てて企画・提案・選定に結びつける力が優れている
- 技術重視型:付与の課題に対して、技術的に優れていて、課題に対する解決程度が高いものの設計またはそれを見抜き選定する力に優れている
- 浸透重視型:いかにそのシステムの能力を最大限に発揮できる環境を整備するかについてこだわり、その環境を作り上げる能力に優れている
ちなみに、専門ではなく重視ですから、すべてについてそれなりの知識ベースはあるという前提でお話をします。大手のコンサルティングファームであれば、当然3つのタイプを兼ね備えたチームになるように人材を組み合わせて提案していただけます。素晴らしいものができる可能性は高いですが、その分、極めて高価です。
では、比較的安価でコンサルティングを依頼したい場合、御社自身が
- どこにもっとも自信がないか?
- どこを一番支援してもらいたいか?
で優先順位をつけると良いでしょう。いろいろなコンサルティング会社のHPをご覧になるとわかりますが、どこを強みにしているか、ある程度見えてきます。こういうご時世ですから、できるだけ安価で良いシステムを導入もしくは整理するには、十分な下調べが特に大切になります。ぜひ、相性が合いそうなコンサルティング会社にアプローチしてみてください。
なお、これあらたは(1) ≥ (3) ≫ (2)です。(2)の部分を補完できるように、ここに優れたパートナーと組んで業務をすすめさせていただいております。
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