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息子と接していると考えさせられることがたくさんあります。そのなかでも常に考えさせられるのが、
「固定観念をもたずに考える」
ということです。
この前、プラレールの車両(私がJRを退職するときに退職祝いでもらったE231系<湘南新宿ラインなどで使われています>の編成)で息子と遊ぶときに、
「こうやって遊ぶんだよ~、ガタンゴトンガタンゴトン」
ってやっていたら、それを息子はすごい笑顔でみていました。そして、車両をほしがったので、「どうぞ~」と渡したら、むんずと捕まえて叩きつけるわけです。手から離れて、そのあと、ハイハイで取りに行こうとしていたので、
「違うよ、こうだよ。」
といいながら、私が床に置いて走らせたら、息子はしらけどりが飛んでいる顔をしていました。
このときにハッとしたのですが、私にとってはプラレールの車両は、床において、動かして遊ぶものであっても、本人にとっては、振り回して楽しいものだっ たのかもしれません。自分の固定観念で接してしまったことを私なりに非常に反省したわけですが、子供は本当の意味でゼロから考えるので、いろいろな豊かな 発想を持っています。大人は、発想する前に固定観念を無意識にあてはめてしまう。そこに改めて気付かされた瞬間でした。
最近息子と接して いると、いろいろな行動において本当に柔軟な発想をもってると感じます。実体験をしながら脳が柔らかくなっていく実感があります。パソコンに向かって仕事 をしたり、本を読んだりするよりも、子供の行動をつぶさに観察している方が、よほど役に立つ気がしてなりません。
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