災害・事故に備える:自動で手軽にバックアップをとる方法

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 最近は小さな店舗でも、パソコンは必ず1台置かれる時代になって来ました。レンタルサーバを借りて、ホームページをつくる小規模企業さん(個人事業主さんを含む)もかなりの数見受けられます。年配の方でも、一生懸命勉強されて、ホームページを公開したり、メールで注文を受けたりされています。このようにパソコンを始めとしたITツールを活用することの裾野はかなり広がって来ましたが、「データのバックアップを取る」ということの裾野は意外と広がっていません。「データのバックアップが重要ですよね?」と聞いて、「いや、別に。」という人はほとんどいらっしゃいません。少なくとも、メールでやりとりをしたり、顧客データを入力していたら、「重要だよね。」とお返事されます。しかしながら、その「気持ち」が「行動」につながるかというとそうはいきません。バックアップを手動で定期的にやるという行為は、何も事故が起きなければ、かなり無駄な時間を過ごしていると思う部分もあり、徐々にサボりがちになって、やらなくなってしまうという経験はお持ちではないでしょうか?やはり、こういう作業はできるだけ自動化したいものです。

 一般論ではありますが、いざというときにデータが消えてしまうリスクが高い例を見てみましょう。

5人以内の企業(製造業等は20人以内)の場合、小規模企業Aと小規模企業Bで小規模企業全体のかなりの比率を占めるのではないかと感覚的には思います。

 このままの状態で一つ自動同期機能を備えた「オンラインストレージ(ネットワーク上のデータ保管庫)」というクラウドサービスを加えると、大々的なバックアップシステムを組まずとも、低コストで自動的にバックアップを取ってくれるようになります。

 たとえば、2012年6月現在では、SugarSyncというサービスが圧倒的に向いているように思いますが(高コストで構築する場合を除く)、会社の事業や事情によっては向かないこともありますので、ご自身で詳しくお調べになるか専門家に相談することをおすすめします。なお、このバックアップシステムの運用にかかる費用は規模によっては月額数千円程度で済みます。ビジネスを止めないためにもぜひご検討ください。ご不明な点がある場合は、遠慮なくメールにてご相談ください。

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