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私は携帯電話は2回線持っていて、一回線がプライベート用、もう一回線がビジネス用です。今回は、ビジネス用の携帯のキャリアをSoftBankからauに切り替えようと考えました。切り替えようと思った理由は、
昨年12月にSoftBankに切り替えた頃は、比較的快調に通話・データ通信ともりようできていたが、4月・5月ごろから通話中に切れることが増えてきた(端末に故障はなかった)
私の活動エリアは新宿・渋谷(自宅周辺)・赤坂(これあらたオフィス)・神楽坂(久留真家店舗)がほとんどなのですが、新宿・渋谷・赤坂あたりで通話をしていると、突然「プッ」という無情な音と共に電話が切れてしまうことがありました。実感とウェブ上の情報にしたがうと、どうやら回線が混雑するとそのような状況が発生するようです。
私にとって携帯電話端末は、データ通信の品質も大切ですが、電話に不便があっては本末転倒です。そこでauに乗り換えよう(プライベートがauなので)と考えたのです。基本的には乗り換えてよかったと思っていますが、SoftBankからau、Android(001HT)からiOS(iPhone4S)というふうに分けて改善された点・不満な点を書き下したいと思います。
【SoftBankからau(改善された点)】
- 電話が途切れることがなくなった
- 地下鉄で駅に到着するとき、auはだいたい駅に到着する直前から電波を拾い始めるが、SoftBankはその駅に停車中から探し始めることが多いので、結局なにもできないまま駅を発射してしまうことがあった。
- バッテリのもちがよくなった。もともと001HT自体のバッテリのもちは弱かったが、自宅でWiFiで運用しているときと外出時に3Gで運用しているときでバッテリの消費速度に差があった。ひょっとすると、回線をグリップする力に影響があるのかもしれない。
- 無料通話プランを複数から選択できるメリットがある。
【SoftBankからau(不満な点)】
- 個人的には特にないが、ハンズフリーで通話をしながら地図などが調べられないデメリットはいつか感じるのかもしれない。
【AndroidからiOS(改善された点)】
- もともと001HTは操作性が高い端末なので、iPhone4Sに切り替えたからといって、キビキビさが大きく変わった感覚はない。
- 001HTの場合は、アプリ次第で基幹機能(無線LANのつかみなど)に影響をあたえることがあったが、iPhoneではそれが基本的にはない。
- バッテリの持ちがよい。ひたすら3G上でデータ通信をしたとき、001HTのときは半日でバッテリが切れたが、iPhone4Sは1日もつ。
- 一般論でいえば、Android端末からiPhone4Sに切り替えると操作性が上がった感じをもつはず。SamsungとHTCのAndroid端末は完成度が高いので、操作性で引けをとるようには思わない。
【AndroidからiOS(不満な点)】
- オープン性が乏しいため、アプリ間連携が弱い。たとえば、Androidであれば、何らかのアプリからブラウザに連携するとき、どのブラウザに連携するか選択することができる。しかし、iOSではほぼSafari連携が強制的。
総論として、SoftBankからauに切り替えたのは現状では正解でした。仕事上のストレスは大幅に削減された。一方、Android端末からiPhone4Sに切り替えた感想としては、iPhoneだからよいという印象より、現状の端末では一番使い勝手がよいという印象である。現在は、操作性の高いAndroid端末は一部のメーカーからしかでておらず、WindowsPhoneはまだまだ種類が少ない。今後、これらの端末が強化されてくれば、必ずしもiPhoneの天下というわけではないと考えています。
昨年の冬は、端末ありきで回線を選択したが、回線ありきで端末を選ぶ重要性をしみじみと感じた機種変更でした。
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