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JR東日本時代に、安全とサービスの狭間に横たわる矛盾から、現場では色々なことを考え、実践しました。結構叱られもしましたが、サポートしてくださった方も大勢いらっしゃいました。車掌職場も2年近くたったころ、自分が3年間かけてやってきたことに対して一つの区切りとして、社外の人からみるとどう見えるのかの意見を聞きたいという衝動に駆られました。
そうであれば、その道(組織風土)の専門家に会って話を聞くのが一番だろうと考えました。組織風土改革を専門としているコンサルティング会社を探し、そこの採用面接を受けてみるのが一番いいのではないかと考えました。WEBページの検索や転職支援会社で探すことで、数社見つかりました。その一つがスコラ・コンサルトであったわけですが、入社を決めた理由は、何かできそうだというフィーリングですね。
決して大きい会社ではないので、かなり戸惑いも大きかったです。JRは自分に与えられたやるべきことが大枠では決まっていたわけですが、この会社はまったく決まっていないわけです。裏を返すと自分で仕事を創出することや発展させていくこともできるわけで、大きくは3つのことをさせていただいました。
- 組織風土改革のコンサルタント(プロセスデザイナーといいます)
- 組織風土アセスメントという商品の強化
- 社内SEとしてのIT環境の整備と構築
それぞれにおいてどういう仕事のし方をしたかはまた別の機会に書きたいと思いますが、共通して心がけたことは、
- 誰にとって、どういう意味があるかを考えながら優先順位を付けて進める
- 人の意見を聞きながらも、採用すべきことと採用すべきでないことを明確にする
- 自分で決めてよいことは積極的に責任をとって決める
ということです。大企業で若手でいるうちは、さほど求められない考え方ですから、在籍は2年と少々でしたが、かなり成長の機会を与えていただいたと思っています。
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