そもそもなぜ起業しようと思ったか

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 起業する背景には私自身の仕事に対する信念があります。それは、

「自分自身が提供できるものを、必要としている人・組織に対して、責任を持って最大限に提供し、その結果、ふさわしい対価をいただく。」

ということです。自分自身が従業員であるとき、このことを理解しながらも、実践出来ていない自分がいると感じるようになりました。情けない話ですが、気づくと周囲の仲間と自分を比較していたり、一緒に働く誰かに頼ってしまって、手を抜いているときもありました。このような状況を打破したくて、自分を最前面において、逃げ場のない環境を作って、お客さまと向き合っていこうと思ったのがキッカケです。

 とはいえ、自分自身が提供できるものが何もなければ話になりません。意外と自分ではわからない部分もあるので、自分で考えるだけでなく、周囲に聞きながら、いろいろ考えました。結果、自分が大なり小なり、いままで価値をだしてきたことや周囲に言われる自分の強みを振り返ると、

  • ITを使って経営やオペレーションを変革するということ
  • 誰かが漠然と考えていることを、まとめあげて出力すること
  • 人の意見・組織の考えに対して先入観をもたずに聞けること
  • ものごとを整理して様々な角度から分析し、見やすくすること
  • ある事象に対して、調べることが上手

ということでした。

 これに該当する仕事は、IT経営コンサルタントであり、まさに自分がやりたいことでした。競合が多い世界ですが、この世界でお客さまに価値を出していこうと考え、会社をおこすことにしました。

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